てんてん転校生

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受験と時間と心

受験が終わってから1か月が過ぎました
この一年
ダレることなく
イライラすることもなく
淡々と努力し続けた息子くんには
少し信頼できるものを感じました
その努力の割には
昨年とさほど変わらない結果だったような気もしますが
結果を受け入れたと思うのです
諦めたとかじゃなく
自分はこんなものか~と失望したとかじゃなく
どうせ・・・とか
運が悪かった~とか
言い訳の気もちじゃなく
努力はした
もう少しやれることはあったが出来なかったのかも知れない
詰めが甘かったかも知れない
悔しさはあるけれど
それでも
後悔するようなことじゃない
これが結果
次に進もう・・・

自分の受験と結果に向き合ったんじゃないかと思うのです
満足はしなくても
納得する
だから
次へ・・・
そういう姿が見えたので
良い受験だったのじゃないかと思うのです
娘ちゃんは第一志望に合格して
大きな自信を得ました
それはそれで良い受験だったと思いました
息子くんは第三志望に合格して
努力で手ごたえと小さな自信を得ました
自分の力で勝ち取る楽しさや喜びを少し感じることができたでしょう
男としても良い受験だったでしょう
「受け入れる」
ということは
とても大変なことです
すべて望んだ通りにはならない
諦めるでもなく
拗ねるでもなく
気負わず
構えず
恐れず
見下さず
真正面で受け止める
それは
強い心と覚悟みたいなものが必要です
そして
それができないと成長できない
前に進めない
ちょうど
三浦しをんの「神去なあなあ日常」という
林業の世界に放り込まれた18歳の男の子の騒動記を読みまして
同じ様なものを感じたのです
山の時間は百年単位で流れる
山は人間の力など超えた神の領分で
人間は
そこにちょこっとお邪魔するだけ
理屈では説明できないことばかりの
非現実的なような
非道徳的なような
非合理的なような
でもそれは人間の浅はかで小さな世界の見方でしかなくて
良い悪いとかではない
ただそこにあること
それこそ百年単位で見ると
今日明日や一年なんて一瞬のこと
けれど
時間は一瞬の積み重ね
そういう長く遠い目で自分の生き方を見ることも必要だな
特に男はね
一瞬の運
一瞬の成功
一瞬の失敗に振り回されるのではなく
一瞬の努力を積み重ねる経験
そしてその心
それを山奥じゃなく
自分の部屋
自分の住む世界で
一瞬立ち止まって
感じられたことは素晴らしい
と思うのでした
これまた
一瞬で忘れたりもしそうですがね

つづく・・・
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by cosi-e-cosi | 2013-03-22 00:41