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てんてん転校生

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ヘヴン

「ヘヴン」
 川上未映子

苛められる者たち
苛めのニュースを聞く度に
なぜ、なぜ、なぜ・・・って思いますね
苛める方も
苛められる方も
なぜ、なぜ、なぜ・・・なのです
この本を読むと
そりゃ分らないな。。。
と思いました
「意味がない」のです
暴力や苛めという意味のないこと
意味のないことをやる意味
理由
関係
興味
感想・・・
何もない
何の意味もないからできる
相手は誰でも良い
相手に対する興味も嫌悪もない
たまたまそういう気分
たまたま欲求があって
たまたまそこにいる
だからやる
悪いとか
後ろめたいとかない
正しいからするわけじゃなくて
したいからする
というのだから
それじゃ
話が成立しない
会話にならない
噛みあわない
理解など存在しない
実際そうなのだろう
同じ世界で話をしているわけではないのに
同じ世界の手が届く位置にいる
何だか怖い
冷え切ってしまいそうなのです
不条理としか言いようがない
苛めってそういうものだなと思いました
そういう意味じゃ
何だか理解できたような気がしました
本の中に
「受け入れる」という強さを見せる子がいます
これが良い方法なのか
こんなことで良いのか
現実社会として
日常生活として考えると
間違いなくNOなのです
自分の身体を守るべきだと思います
権利のためには戦うべきだと思います

ここに
決して逃げない魂
絶対に汚されない誇り
侵されない意志
何だか得体のしれないような強さがあり
確かに美しいと感じてしまいます
とても怖い美しさ
ナイフの刃先のような冷たい美しさです
そして
そういうものをうちのお子たちも少し見せましたね
少なくともそうあろうとしていたように思います
どうせ大したことじゃないから
流されても良いし
長いものに巻かれるとか
逃げることも悪くないよ
本当に大事なものを大切にしたいときにだけ力を使うんだよ

お子たちに言ったことがあります
それができれば苦労しないんだよ~
とにかく放っておいてくれたらいいのに
ひとりになりたい~
そんなこと言っていましたね
何故そんな風に思わせられなきゃいけないんだろう?
今でも思います
転校生って異物混入?
帰国子女って障害児?
って感じるような扱い方される時があります
同級生にも
先生にも
私は子供たちのように気高いお年頃じゃなかったので
仕返ししたい気分ですけどね・・・
でも
ちょっとしたことで
す~っと異次元へ抜け出ることができる時が来ます
たぶん
愛されている実感と自信
ありきたりですけどね
ふと悟れるときがあるんですよね
一瞬でも。。。

つづく・・・
by cosi-e-cosi | 2012-11-02 00:48