てんてん転校生

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世の中の素敵な大人たち

日本に帰国した当初
てんてん転校生の母は疲れ気味で
家にこもっていました
周囲が日本語になって
分かりすぎて疲れる・・・というか
人と人の距離が
フィジカルにもメンタルにも近くて疲れる・・・というか
みんなが自分を知っているのに
自分はみんなを覚えられない恐怖・・・というか
クラス40人×2(母と子)×お子2人≒160人程度ですよ
一度会っただけ、しゃべっただけでは覚えられない
顔と名前が合わない
どっちのクラスのママか分からない
でも
ママたちは
自分がママたちの中でも特別だと思っている人が多いのか
転校生の母をやってみないと分からない感覚なのか
私のことを覚えてないなんて、失礼~
頭悪いのかしら~この人
という人が多く
中には
自分を無視する悪意のある人
と思う人もいて
そういう人いるんだ~と驚きました
転校して半年ほどで学年が変わりまして
またパニックです
確かに失礼なこともしてしまいました
許して~
ママたちに会うのが怖いというか

面倒くさかったんですね
娘ちゃんも同じような感覚だったらしいですが
学校に行かなければならず
プライドの高い女の子たちには嫌われたようです
日本に帰国して気が抜けたというのもありますが
ずっと家におりました
なので
見るのは家族だけ
これじゃダメだと
そこでぶっ飛んじゃうのが私なのですが
子供だけに目が向きすぎないように
ママたち以外の世界を逃げ道に用意したかったこともあって
惣菜弁当屋でパート仕事をすることにしました
結婚してから何もしていなかったので
ちょっと怖かったですね
社会復帰
子供たちに話すと興味を持って聞いてくれます
同じ失敗を繰り返して怒られてへこんだ話とか
失敗したとき助けてもらった話とか
娘ちゃんに近い年齢のアルバイトの子が米を洗ってと言うと洗剤入れて洗った話とか
まさか君たち知ってるよね、米の洗い方?
思わず聞いてしまいました
出勤時間の5分前に遅刻しそうです・・・と電話してくる新入社員の話とか
遅れるのが分かったのは5分前かよ~です
仙台から出てきた20歳の女の子はドジな子でしたが
頑固で、でもとてもまじめで、一生懸命な子で
かわいいなと
応援したくなりました
すっかり母気分です
お客様から早くしろとか、ドジとか怒られていましたが
頑張っていました
毎日来るお客様には
いつも買うものをその時間にさっと出せるように準備したり
毎日そういう姿勢で一生懸命にやっていると
「早くしろよ!」と怒鳴るお客様を
「一生懸命やっているんだから、そんないい方しなくてもいいでしょ」と言ってくれるお客様が出てきたり
「君は落ち着いてやればできるんだから~」
なんて諭すように言ってくれるお客様が登場したり
みんなに愛されるドジなアルバイトとなりました
世の中捨てたもんじゃないなって思いました
ちゃんと見てくれる人はどこかにいるんだよ
一生懸命生きることは感動的なことなんだよ
って思いました
彼女には素敵なことを教えてもらったと思います
彼女が辞めて、仙台に帰ったあと
一人のお客様が
「転勤になりまして、今日で最後です。
 みなさんにお世話になりました。ありがとう。」
と言い残して行かれました
彼女を一番急かしたお客様です
みんな嬉しかったですね
仙台にいる彼女にもメールしました
そんな風に言ってくれるお客様も立派ですよね
子供たちと
学校以外の世界の話をするのも良いことですよね
良い思い出です
あっ
仙台の彼女は地震や津波を乗り越えて
元気です

つづく・・・
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by cosi-e-cosi | 2011-10-14 10:55