てんてん転校生

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私たちはスミスフィールドに引っ越した

たくさんの学校を見て
たくさんの家を見て
比較しているうちに
自分たちのことがよく分かってきますね
それまでは
会社が用意してくれたところへ
自分を合わせて入る
そういうものだと思っていたので
何を良いと思うか
何を大切にしたいか
考えてはいなかったようです
アメリカで学校に望んだことは
先生が理解してくれること
外国で生活した経験がある
言葉が分からなくて苦労したことがある
ただの旅行だったり
短い期間であっても
知っている人と知らない人では
感覚が全然違います
最初の学校の担任は
その州から出たことがない
年配の女性でした
だから
若い先生もいいかもしれない
経験や知識に頼らず
自分の目で見て感じてくれます
また
生徒の分布
アメリカ人がほとんどなのが当たり前ですが
白人・黒人・その他の割合
アジア系・ヒスパニック系・中東・ヨーロッパ
ある程度の人数で構成されている方が良い
よく分からなくても
理解できなくても
いろいろな考え方、習慣、伝統があって認め合わなければならない
という観念が守られるから
そういうポイントで
学校を絞って行った
スミスフィールドのつくりは好印象でした

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教室と教室の間に準備室があって
そこに先生がいることが多いので
目が届く
しかも
教室側からは分かりにくいが
マジックミラーの窓があって中の様子が見える
マイクをオンにすると教室内の音も聞ける
親も希望すれば
教室内で起こっていることを見ることができるのだ
そして
生徒たちも
先生や親たちが見ていることがあると知っている
健全に保たれやすいし
親も学校に不信感を持たないでいられる
また
校長先生は黒人だったし
黒人の先生が何人もいる
差別に敏感な南部のことだ
黒人生徒に注意するにも
差別だと騒がれることを恐れて
ぴしっと言えないこともあるが
スミスフィールドでは
そんな逆差別はないだろう
そして
ちょうど学校のすぐそばに空き家が見つかった
近所に小学生たちがいっぱい住んでいたし
あまりに近いため
子供たちだけで
歩いて登下校しても良いとされる地域だった
送り迎えするかスクールバスが原則のアメリカでは珍しいかもしれない
学校が終わると
3分後には家に帰ってくる
日本の登下校みたいに
また
3年生以上は
学年末には全教科テストがあるが
最初の学校で
渡米3か月だった娘ちゃん
テストのある日は
ESLの教室で一日中ボ~っと過ごすことになった
授業をしてくれるわけでもない
やることがないのだ
テストを受けなくていいね~とか
遊べていいよな~とか
おバカは楽だな~とか
とからかわれる
そうじゃなくても
何となく自分が下に見えてしまう
英語は分からなくても
そういうことは感じていた

渡米1年を過ぎたときの娘ちゃん
スミスフィールドでは
テストを受けないESLの生徒たちは
キンダーの子供たちの遊び相手になったり
本の読み聞かせをしたり
一日、先生のお手伝いをすることになっていた
英語の勉強にもなるし
自信と責任感が育つ
これも教育
ずいぶん違うじゃないか
最初の学校よりランクが下だというが
とても素晴らしい学校だと思った
ここなら学ぶことがある

新しい学校で
新しい友だちと先生と
新しい気持ちで
新しい生活が始まったんだと感じられた
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by cosi-e-cosi | 2011-08-31 01:10